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ノロウイルスで症状が軽い!?理由とは?

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胃腸炎というのは、比較的1年間を通じて起こるものです。
しかし、この胃腸炎というのは、季節によって原因が異なってきます。
夏場に多いのが「細菌性胃腸炎」となり細菌が原因となるものです。
逆に冬場に多いのが「ウイルス性胃腸炎」となります。
特に冬場のウイルス性胃腸炎として多い原因というのは「ノロウイルス」です。
皆さんもこの名前を聞いたことがあるかもしれません。
メディアでも特集されていることから知名度も非常に高いです。
しかしながら、毎年、このノロウイルスが原因により多くの患者が出ているというのも事実です。
また症状が重度化する方や軽度で終わる方もいらっしゃいます。
今回はこの「重度と軽度の違い」について説明をしたいと思います。
この重度と軽度の違いについての一番の理由としてはこの原因がウイルスからきているということがあるためです。
皆さんはなぜウイルスだと、症状が軽くなることがあるんだ?と疑問をもたれるかと思います。
これは実は皆さんも、よく知っていることが関係しているのです!!
人間の体というのは、1度ウイルスに感染すると、このウイルスについて学習をします。
そして、細胞は学習します。

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このウイルスにはこのようにすれば対抗できる!という学習です。
これを「免疫」「抗体」といいます。
子供のころなど、ワクチン接種というものを経験された方も多いかと思います。
このワクチンというのは、弱らせたウイルスを体に入れることで、細胞にワクチンとして注射されたウイルスの対抗の仕方を学習させるためのものです。
これによって、ワクチンを受けたあとは、同じウイルスに感染するということはあまりないということになります。
これはノロウイルスでも同じなのです!このノロウイルスに関してはワクチンとしてのものはないのですが、1度このノロウイルスに感染すると、細胞は学習をして、症状が重度化するということが無いんです!そのため、1年に2度ノロウイルスに感染するということはありえません。
また、再び感染をしても症状が重くなるということは無いんです!これは細胞が、ノロウイルスを覚えているからなんです!
インフルエンザといったウイルスですと、毎年形が変わるため学習しても、その学習が役に立たないということがあります。
もしも、ノロウイルスが形を変えて姿を現したら、誰もが胃腸炎の症状が重くなるということになります。

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