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子供の「ウイルス性胃腸炎」の症状と治療、対処方法は!?

胃腸炎といえば、決して大人だけの問題ではありません。
特に子供の場合ですと、集団生活をしている場面が多いため集団感染へのリスクが高いということもあります。
また免疫力も大人に比べても、弱いため感染のリスクが高いとともに重度化してしまう傾向もあります。
子供の95%が経験するといわれているこのウイルス性胃腸炎ですが、子供に感染した場合にはどのような症状に見舞われるのでしょうか!
原因とは?

 

感染系ということで言葉の通り、原因となるものが体内に入り込むことで症状を引き起こします。
この場合には、「ウイルス」が原因となり主に、秋口から徐々に感染が拡大していきます。
有名なものですど、「ノロウイルス、ロタウイルス、アデノウイルス」といったものがありこれらでウイルス性の胃腸炎の9割近くの割合を占めます。
基本的には年齢は関係なく感染するのですが、ノロウイルスは乳幼児に感染が多い傾向がみられます。
またロタウイルスはウイルス性胃腸炎の中でも感染すると重度化する傾向があり、毎年、悲しいことに死亡例が報告されております。

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症状はどういものがあるの?

 

主な症状としては
・下痢
・嘔吐
・腹痛
・吐き気
・発熱
・脱水症状
これらの症状のいくつかが重なって症状を引き起こします。
特に子供で多いのが脱水の症状です。症状が重度化している場合には、水分補給を行うだけでも吐いてしまい水分を十分に摂取できないということがあります。
この場合には、家庭での介護の限界になるので、医療機関で入院しての治療になります。
この場合には、「点滴」による治療を行い早期に水分、栄養補給を行います。
基本的には症状は3日から5日もあればほとんど落ち着きます。

 

治療方法は?

 

ウイルス性胃腸炎の治療方法ですが、基本的には自然療法という形になります。
じつは対処方法として処方箋など薬を使用しての治療を行うことはありません。
体外にウイルスを排出することで症状を改善していくのですが、そのためにも水分摂取というのは症状を改善させるためにもも重要なことです。
この場合にも、ただの水ではなくスポーツドリンクのようなものにしてください。
また吐き気の症状が治まってから初めての食事を行う場合には、おかゆなど柔らかいものを食べるようにしてください。
これは胃腸の粘膜が完全な状態ではなく胃腸に負担を与えてしまうということがあるためです。
治療後もウイルスは体内に1か月は滞在しているといわれておりその間は便として出てくることがありますので、ご家族など感染リスクは残っているので注意をする必要があります。

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